ミルク缶とチョコレイト

村上さんと関ジャニ∞がすきな深読み妖怪のブログ

ノスタルジーに浸りながら関ジャニ∞『ノスタルジア』の深読みをした

 

ジャムを聞きはじめて一ヶ月以上が経過しているわけですが、未だに『ノスタルジア』と『Answer』を聞くと心がめちゃくちゃになる日々を送っています。

こうもめちゃくちゃにされっぱなしでいては悔しいので、この2曲に立ち向かうべく、私の肥大した妄想力を使ってまずは『ノスタルジア』をめちゃくちゃ深読みしてやろうというというのが今回のブログ記事となっております。

 ※一部ジャムコンのネタバレが含まれていますのでご注意ください※

 

 

 はじめに 

 

私はこの曲のことを、ざっくばらんにいうと「ポエスティックtokyoholic」だと思っていて、「大阪を忘れられないし(=郷愁の念)、東京の方が好きというわけではないけれど、自分たちの夢が叶えられる場所は東京でしかない」ということを歌っているように聞こえています。

 

そして、大阪が恋しいとか、東京にいるのが辛いだとかそういうときに、引っ張り上げてくれるのが年上三人なんだよ~って曲なのかなあと思いながら聞いては頭のてっぺんから爪先までどっぷりノスタルジーに浸っています。最高の曲だね!

そしてウワーノスタルジア最高だな~って思ってたらAnswerが流れてきて心がめちゃくちゃになる天丼を繰り返しています。ど~んどん。

 

1番の深読み

遠い日の星祭り

はしゃいで寝転んだ河川敷

天球儀をまわしては

僕らは宇宙と話していた 


ここは大阪時代のことを言っているのかなって思います。

星祭り=ライブ。ペンライトは星のようにチカチカしているし。

私は先月入ったジャムで初めてアリーナに入ったんですけど、見上げるとドームいっぱいにペンライトの明かりが光っていてめちゃくちゃ綺麗でした。見上げれば幾千の星・・・一番光るお前が居る・・・(違う)

話がめちゃくちゃ逸れましたが、星祭りは大阪時代のライブのことで、「天球儀をまわして僕らは宇宙と話していた」というのは「ドームツアーしたい」とか、「先輩たちみたいにもっと活躍したい」とかってことなのかなと。

天球儀って地球儀よりロマンチックでずっと現実味がないから、すごく夢見がちな印象を受けます。大阪にいるときの彼らにとって、5大ドームツアーは「宇宙旅行に行こうよ」くらいの夢物語だったのかもしれないなあとか思うと涙が流れます(※まだ1A)

 

過ぎ去った季節に 消えてった街並み

瞼の裏にある景色

好きだって言えずに 静まった軒先

何処からか聞こえた花火

 
この部分めっちゃノスタルジア(=大阪の想い出)!視点は東京にいる彼ら。

大阪に居た頃の若かりし想い出に浸って、切なくて苦しい静寂から救ってくれた(あるいは甘えを打ち砕いた)のは花火の音、っていうのはお客さんの歓声だったらいいな!

変わってゆくって 分かってたあの日

僕ら気づかぬふりで走った 


彼らにとって「大人になること」はイコール「東京へ行くこと」だと思うのですが、大人になることって変化を伴うもので、それは必ずしも良いことばかりではない。

これはAnswerの「知ってしまったマイナス美学」にも通ずるものがあると思うんですけど、大人になることってやっぱちょっぴりさみしいんですよね。だから「知ってしまった」なのかなと思っていて。

大人になるということを飲み込めないけど大人にならないといけないから、「気づかぬふりで走った」のかなあ。
 

強がって さすらって 戻れない場所で

今日も“その続き”を歌ってる 


「戻れない場所」
っていうのは大阪のことだと思うんですけど、(今の仕事続けるのなら実質的に大阪には戻れないから)“その続き”を歌ってるのが大阪だというのなら、逆算すると“その続き”というのは、アイドルになって活躍する夢のことなのかもしれない!

今も大阪では、スーパーアイドルになりたかったというあの頃の夢が色褪せずに、いや色は褪せてるのかもしれないけど、それでもずっとオルゴールみたいに流れ続けているのかもしれない。七人がアイドルを続けている限り鳴り続けているのかもしれない。そうだといいな!

 

 2番の深読み 

「飲み込んだ涙の味が甘くなくてよかった」なんて

サヨナラを繰り返すたび 皮肉にも思い知るのさ 


私はハイパー自分に甘いので、「しょっぱいより甘い方が飲み込みやすくて良くない?!」って思ったのですが(激ヤバの感性)、涙を飲み込むっていうのはめちゃくちゃに悔しいとかぐちゃぐちゃに辛いってことで、そんなときに飲み込んだ涙が甘かったらそのまま崩れ落ちちゃうかもしれないから、しょっぱいほうがよかった、っていうことなのかなーと思うとなんかしんどくなってきました……マルちゃんの声がウルトラかっこいい……
 

育った故郷 浮かべながら

尽きせぬ想い 剥がれ落ちても

胸の奥 かき鳴らすよ

忘れ物のような響き


尽きせぬ想いが剥がれ落ちるって天才的な表現なのとここの大倉くんの声がめっちゃ好きです。

寂しい傷口がカサブタになって剥がれ落ちたのかなあ。「喉の奥かき鳴らす」って表現から苦しさがめちゃめちゃ伝わってくるのにここ優しげに歌いあげるんですよね~~!!!!心が完全にワイワイパニックですね~!!!

進んで 迷って 立ち止まる時

君の声が道標になる

連れてって 連れてって 夜明けの向こうで

出逢う“ひとつだけ”を信じてる


私はこの「道標」が年上三人のことなんじゃないかな?!ってめちゃくちゃ思ってて、そしてAnswerの「守るべき未来」が年下四人のことなんじゃないかな!?ってめちゃくちゃ思ってます。こいつなんでもめちゃくちゃ思ってるな!

こんな風に考えるようになったきっかけは、そもそもノスタルジアの収録が初回限定Aだったことから始まってます。

単純に年上3人からA、年下4人がBって分け方だと思ってたので、敢えて年下四人のノスタルジアが初回限定Aにしたのは、年下四人を前に出したかったからなのかな?と思うと、守るべき未来を後押ししてるお兄ちゃんたちみたいな図に見えてきて胸が苦しくなります。私ほど妄想が激しくなると初回限定Aの字面だけで胸を苦しめることも容易いのです。

更に言うとジャムのセトリも年上三人から年下四人の背中を押してるように見える!見えるぞ!言われてみるとそんな気がしてきたでしょ!?(訴えかける手法)

あとジャムの演出がAnswerは過去→未来の演出なのに対しノスタルジアは過去→今の演出(に見える)なのもすごく好きで、年上3人のほうが未来に先に行ってるから「連れてって」になるのかなと思っては元気に泣いてます!!

3番の深読み

逃れられないメビウス 苦しくて愛しいライフ

 

メビウス」ってこういう図のことをいうのですが↓

f:id:mira8:20170902005307p:plain

まあ見ての通りエイトマークなんですよね?!

「逃れられないメビウス「苦しくて愛しいライフ」なのマジ苦しくて愛しいライフ……(?)

忘れられないから 輝いてるんだよ

君がおしえてくれたあの星座

今だって僕らは 夢見た時のまま

何処へでも行けるさ


「君がおしえてくれたあの星座」
、ってAメロで天球儀をまわしてたときにみた星座だと思うので、これが私の解釈である「アイドルになりたかった夢」のことだとすると、その夢が、五大ツアーを回れるようになって、レギュラー番組をたくさん持って、ロックフェスにも単独で参加できるようになって、贔屓目をぬいても「すごいアイドル」になった今でも忘れられなくて輝いてるのってめっちゃ素敵だなって思います。

そして、「何処へでも行けるさ」でめちゃくちゃ救われます。理由は次のとこで。

変わってゆくって 分かってたあの日

僕ら 走れるだけ駆け抜けた

強がって さすらって 戻れない場所で

今日も“その続き”を歌ってる 


繰り返しサビなんですけど、最初とは全然違った風に聞けるのが素晴らしいところ。

最初のサビでは「戻れない場所」ってフレーズが凄く切なかったのに、前の「何処へでも行けるさ」のおかげで「戻れるけど自分の意思で戻らない場所なんだ」って思えるので一気に救われます。

苦しいけど、強がらずにはいられないけど、叶えたい夢のために大阪ではなく東京にいるんだって思えます。

一回目は四人全員で歌ってたところをワンフレーズずつバラバラに歌ってるのが本当に好きです。まあ今日に至るまで三億回くらい最高の曲だなって思ってます。

進んで 迷って 立ち止まる時

君の声が道標になる

連れてって 連れてって 夜明けの向こうで

出逢う“ひとつだけ”を信じてる


ワンフレーズずつ歌ったあと、最後は全員で歌ってるのが完全に最高です。
盛り上げ方が完璧過ぎます。本当にこんな素敵な曲に出会えてよかったなと思っています。最後の最後で深読みでもなんでもなくただの感想になってしまいましたが悔いはありません。

 

では、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!