ミルク缶とチョコレイト

村上さんと関ジャニ∞がすきな深読み妖怪のブログ

関ジャニ∞『応答セヨ』に深読みにて応答した

 

「応答セヨ」が発売されてからすぐに応答したんですが、めちゃくちゃいい曲すぎて倒れました。(※オタク特有の過大表現です)

ぐるぐるずっと聞いてたら深読みせずにはいられなくなったので、マントルに届きそうなくらい深読みしてみました!


【概要】

現在の自分が、昔の自分に流星を通じて「大丈夫だよ!」ってエールを送っている曲。

過去の自分が流星に励まされていたことを思い出して、今度は今の自分が過去の自分へとエールを送っている。

ここでは現在の関ジャニ∞さんが過去の関ジャニ∞さんに「売れたで!安心しい!」ってガンガンお知らせしてると考えて書いています。

1番の深読み

つまずいてばかりの僕を
君だけは笑わなかった


しょっぱなから最高のフレーズ!

ここは過去の自分視点で、君=流星(未来の自分の声)なのかなって思います。

最初は流星のこと未来の自分って気づいてなかったのかもしれない。
だって過去の自分を笑うわけないし。

ただ親切な流星が(親切な流星?)チカチカ光って慰めてくれてるだけだと思ってたのかも。

子供の頃に願い事をかけた あの流星は今 どのあたりを飛んでる?
僕の想いを 君はまだぎゅっと 腕に抱いたままで 旅の途中なのか?


あの流星=子供の頃(過去の自分)がアイドルになりたい!成功したい!売れたい!と願いをかけた流星。

過去の自分が励まされたってことは、今度は今の自分が、過去の自分を励ます番だから探してる。

屋根の上で見上げる夜空 変わったろ?あの日の僕と
今だって 地上でもがいているんだよ 飽きもせず


屋根に登ってあの流星を見つけて語りかける。
ここ、天才的フレーズすぎて聞くたびに心がギュッとします。

特に「地上でもがいている 飽きもせず」関ジャニ∞度が凄い。
個人的には「そういってはみだしてから行き着く場所に限界が無くなった」と同じレベルの尊さ。


見た目には変わってるように見える。
なにせ今や5大ドームツアーしちゃうアイドルですから!
チョー高い腕時計も買えちゃいますから!

それでも「もがいてる」っていうのがたまんない!!
そういうところが凄い好きだからファンクラブに入りたい!
もう入ってます!嬉しい!

応答セヨ 流星 僕を信じてくれた遠い日の僕よ この声が届くかい
君が思うほどは まっすぐに歩いてこれなかったけど いつかまた逢えたら
その背中へと 飛び乗って 僕はスターライダー


過去の自分へエールを送るために流星に応答を求めるよ!

君=過去の自分が描いてた夢物語はやっぱり甘っちょろくて、そう上手くいかなかったけど、ちゃんとやれたよー!

「いつかまた逢えたら」ってあるから、過去に夢の中とかで邂逅した経験があるのだと思う。

 

二番の深読み

二番から視点が過去の自分になる。

猫のあくびが 途絶えた頃には 三日月のライトの 紐をそっと引っ張る
暗闇の中 聞こえる鼓動は モールス信号みたい 自分へのメッセージ


突然あらわれる謎の猫に戸惑いを隠せない。


ライトの紐を引っ張る、とあるので紐付きの電灯=昔の自分なのかなと思う。
子供ってモールス信号とか好きだし!

布団かぶって自分の心臓の音を聞いてる関ジャニ∞さんを想像するとかわいい。
オーディションの前の日とかなのかもしれない。

垂直ジャンプ 0.5秒 20センチ しょぼくてゴメン
それだって空に近づいたと言い張っていいでしょ?


ここでいう「空」は、流星(=未来の自分)。
ドブ板をめくって頑張ってる関ジャニ∞さん。

この歌詞は、がんばってもがいてるということをストレートな表現を用いずに表現しつつ、深読みする隙がないくらい素直な歌詞でとてもすきです。

ピントずれた望遠鏡 映し出す後悔 灰色の景色にうかぶ昨日の僕
いっそ目を閉じちゃって 見たかった世界を心に描こう 誰にも邪魔なんかさせたりしない


見たかった世界=夢の中で邂逅したアイドルになれた自分(未来の自分)で、「ピントずれた望遠鏡」は、なんのために頑張ってるのか、本当にこのままアイドルを続けていいのかと不安な状態なのかなと思う。

さあ早く行かなくちゃ 約束という名の嘘になる前に


約束という名の嘘ってなんて名フレーズなんだ・・・・
夢の中で邂逅した未来の自分と「アイドルになる!」って約束したんだと思う!

「さあ早く行かなくちゃ」、で現在へ視点が戻る。

見失いそうな時 いつも瞬いて僕を導いたよ 「追いついてみせろよ」


過去の自分が道に迷った時流星(=未来の自分)の瞬きに励まされたことを思い出して、そのときと同じ台詞を流星(=過去の自分)に言う。「追いついてみせろよ」

応答セヨ 流星 僕を信じてくれた遠い日の僕よ この声が届くかい


「君が思うほどはまっすぐに歩いてこれなかったけど」
と同じくらい好きなフレーズ。過去の自分に「信じてくれた」といえるのは大人ならではの優しさだよなあって思います。

まだ見ぬ世界 今 飛び立とう 僕はスターライダー


ここで、過去の自分と未来(現在)の自分が繋がってる。

まだ見ぬ世界は、過去の自分にとっての未来(現在)でもあり、現在の自分にとっても未来でもある。


「僕はスターライダー」というのは、現在の自分と過去の自分両方をさしていて、
最後に一緒の「僕」となって一緒に未来へ踏み出していく!

応答セヨってめっちゃエモいわ。

若い頃は「まだ見ぬ未来」が流星だったけど、大人になって夢が叶うと「夢を追いかけてた若かった頃の自分」が流星になるのあまりにもエモーショナルだよ

 — みらこ (@mcmc_mr) 2017年11月14日


発売日の翌日に私がしたツイートです。
要はこれを言いたくてこのブログを書いたといっても過言ではなくて、応答セヨって曲自体はとても前向きなのに、どこか切なさが含まれてる。

これって、自己肯定の曲だと思うんです。

子供の頃は子供であることの尊さになんか気づかない。
夢を追って苦しい状況にあるならなおさら、早くここから抜け出したいとしか思えない。
だけど、大人になって、その苦しんだ経験すら尊いものだったなって思えたら、とても救われた気持ちになれると思う。

でも同時に、大人になるということは、子供の自分が持っていた無垢な何かを失うことでもあって、それってやっぱり切ない。(知ってしまったマイナス美学)

そうだから、つまり何が言いたいのかというと・・・

応答セヨってめちゃくちゃエモいわ!!!!!!!!!


では、ここまで読んでくださってありがとうございました。バイバイ!